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​大会長よりご挨拶

​ 明治学院大学 心理学部心理学科 清水良三

このたび日本臨床動作学会第27回学術大会と第35回学会主催動作法研修会を,

2008年第16回大会以来,再び明治学院大学で開催の運びとなりました。

 明治学院大学は,1863年にヘボン式ローマ字表記を考案したヘボン博士により

開設されたヘボン塾をルーツとし,聖書の一節からとられた”Do for Others”

「他者への貢献」を教育理念としています。

 2019年は公認心理師の幕開けの年です。臨床動作法は,公認心理師の職責である

広く国民のこころの健康の維持と増進にかかわるアプローチとして,「他者への貢献」と,心理専門職者としての自己成長にも繋がる「自己への貢献」に,大いに寄与するものと考えます。そうした臨床動作法の幅広い有用性をもっと広く普及するためには,エビデンスをもって示すことが求められています。

 今大会では,テーマを「臨床動作法のエビデンス」とし,また特別講演に,認知行動療法を基礎とした心理的支援・教育相談対応がご専門の神村栄一先生をお迎えすることにいたしました。

 10年前の学会運営に大いに力を発揮してくれた当時の大学院生が,今は立派な臨床心理士・公認心理師そして臨床動作士となりました。大学院生時代には動作法とは別の専門の指導教員の指導を受けていた人達も,臨床現場での実践のなかで臨床動作法の有用性に注目し,動作法の勉強を始め,それぞれ病院臨床や適応指導教室やスクールカウンセラー等の教育領域,児童相談所,発達支援施設等の福祉関係など幅広い領域で,活躍してくれています。こうした様々な領域での臨床動作法のエビデンスについて探求できる大会となることを願っております。

 明治学院OB・OG,現役の大学院生が大会の準備に当たり,明治学院大学白金キャンパスにて,ヘボン博士の胸像と共に皆様の多数のご参加をお待ちしております。